ダイエットは失敗するのが当たり前!?
ダイエットの強敵は停滞期とリバウンド
体重を一時的に少し落とすことは、そんなに難しくないですよね。ご飯の量を減らしたり、甘いものを食べないようにしながら、ジョギングなどの運動をすれば、数キロくらいだったら、わりとすぐに減りますから。
しかし‥‥一時的に体重を減らすのではなく、リバウンドさせずに減らした体重を維持し続けるのは、なかなか難しいです。
また、数キロ減らしただけで満足せずに、もっと体重を減らそうと思って真面目に食事の制限や運動を続けても、体重がいっこうに減らなくなってしまうこともあります。
実は、これは人間の体が持っている性質からすると当たり前のことらしいんです!
真面目に食事制限や運動を続けていても体重が減らない【停滞期】にブチ当たってしっまうのも、せっかく減った体重が元に戻ってしまう【リバウンド】が起こるのも、人間の体が持つ【恒常性=ホメオスタシス】という性質のためのようです。
停滞期やリバウンドをもたらす恒常性=ホメオスタシスって何?
この恒常性=ホメオスタシスというのは、生物が持つ何かを一定の状態に保っておこうとする性質のことで、これが人間の体にも備わっているんです。
生物が生きていくためには、この恒常性というものが不可欠になってくるらしいですが‥‥ダイエットをしている時には大きな壁となり、立ちはだかり、停滞期やリバウンドをもたらしているのです。
でも、どうせ、一定の状態を保とうとする性質が人間の体に備わっているのなら、太っている状態を保とうとして働くのではなく、スッキリ痩せた状態を保とうとして働いてくれたらいいのにと思いますが‥‥なかなかそう上手くはいきません。
停滞期を乗り越え、ダイエットを成功させる秘訣については
ダイエットに成功するための法則 重要なのは停滞期の乗り越え方をご覧ください。
食事制限や運動をしても痩せられないように働くのではなく、たらふく食べても、運動をしなくても太らないように恒常性=ホメオスタシスが働いてくれたら、ダイエットに失敗することはなくなる‥‥というか、それ以前にダイエットに取り組む必要がなくなるはずですが‥‥現実は、そう甘くはありません。