花粉症と風邪
花粉症と風邪は症状が似ていますよね
花粉症の主な症状は「クシャミ」「鼻水」「鼻づまり」「目の痒み」になりますね。
このうちの「目の痒み」は別ですが、それ以外の「クシャミ」「鼻水」「鼻づまり」は風邪の症状とカブってきますよね!
ですから、花粉症になっていても、そのことに気づかないで風邪をひいたのだと思い込んでしまう人が少なくないみたいです。
そして、花粉症の薬ではなく風邪薬を長期にわたって飲み続けてしまう人がたくさんいるみたいなんです。
でも、市販されている風邪薬のほとんどは、あくまで風邪の症状がひどい時にそれを緩和するために短期間(せいぜい5~6日くらい)服用するためのものであって、長期にわたって服用するには適していないんです。
ですから、風邪薬を長期にわたって服用していると
- 胃腸が荒れる
- 肝臓の機能低下
- 腎臓の機能低下
などといった副作用が出てしまう心配があるようですよ。
花粉症なのか? 風邪なのか? それが問題です
風邪薬には 「クシャミ」「鼻水」「鼻づまり」などの症状を抑える薬効がありますから、花粉症の人が飲んだ場合でも、それらの症状が緩和されることは多いでしょう。
ただ、当然のことながら、症状が緩和されたからといって服用をやめてしまえば、症状はまた重くなってしまいます。そのために長期にわたって風邪薬を飲み続けてしまう人が多いんでしょうね。
症状が非常によく似ている花粉症と風邪の見分け方は、
花粉症でクシャミ・鼻水・鼻づまり・目の痒みの症状がなぜでる?を参照してください。
花粉症と風邪ではいくら症状が似ていても、飲むべき薬も違っていますし、対処法も違っていますから、これまで花粉症を発症していなかった人(本当は発症していても自覚していなかっただけかもしれませんよ)は、「クシャミ」「鼻水」「鼻づまり」などの症状が出た時には、安易にそれが風邪によるものだと決めつけない方がいいです。
少なくとも市販の風邪薬の長期にわたる服用はNGですよ。